パーツ選び – マザーボード編

マザーボードの選び方

パソコンの屋台骨となるマザーボード

マザーボードはパソコンの内部に存在する
あらゆるパーツをつなぐ屋台骨とも言うべき存在ですが、
その重要性に対していまいち認知度が低いパーツです。

また、パーツメーカーが売り上げ促進のために
様々にバリエーションを持たせたマザーボードを売っていますが、
ユーザーレベルの感覚ではコストパフォーマンスが第一と言った感じで
現に一昨年の売れ筋だった「H87 Performance」はその最たる例でしょう。

今回はこのマザーボードについて、
どういった観点で選べばよいかについてを説明していきます。

チップセットについて

マザーボード選択の解説の前に、
マザーボードと切っても切れない関係である
チップセットの解説をします。

チップセットはCPUに接続する
各インターフェースを制御する回路になります。
つまりチップセットによって、
インターフェースの差異が存在し
それがチップセットのグレードの差となっています。

1世代前のintel 8チップセットが、
バリエーションや提供する機能的に説明しやすいので
それを用いて説明します。

この世代はZ87,H87,B85,H81の4つが代表的なチップセットになります。
搭載マザーボードの実勢価格は
おおむね(高)Z87>>H87>B85>>H81(低)
と言った感じになります。

この差は以下の表を見れば一目瞭然です。

table1
表:提供される機能一覧

また、PCIExpressはいずれも3.0で16レーンを有しますが、
分割可能なのはZ87だけとなっています。

つまりチップセットが高機能であればある程高いと言えます。
USBの本数などは気にされるユーザーも多いと思いますので、
マザーボードを選択するときの参考にしてみてください。

マザーボードの大きさ

マザーボードはチップセットで
提供される機能が異なると書きましたが、
それ以外にもフォームファクタと呼ばれるマザーボード大きさの規格でも
機能の制限を受けることになります。

ATXと呼ばれるマザーボードには
たくさんのPCIやPCIExポートが存在するのに対し、
miniITXと呼ばれる小さなマザーボードでは
それらがあっても一つと言った感じで
小さなマザーボードではボード上に配置できる
インターフェースに制限があります。

ですので
・ビデオカードを複数枚差したい
・拡張カード類(チューナーやサウンドカード)を複数枚差したい
といった要求にこたえられるのはATXサイズのマザーボードか
それより一段階小さいmicroATXサイズのマザーと言うことになります。

マザーボードの選び方のポイント

マザーボード選びのポイントは人によりますが、
おおむね以下の点について考慮する人が多いようです。

・PCIExスロット数
miniITXマザーでは1本しかないため、
多数のカードを接続したい場合には
必然的にmicroATX以上のマザーボードになるでしょう。
ビデオカードを複数枚差す場合には
必然的にZ87,Z97チップセット搭載のマザーになります。

・メモリスロット数
あまり気にする必要がない部分ではありますが、
miniITXマザーでは2本しかスロットがない場合もあるため注意が必要です。

・電源フェーズ数
ビデオカードやCPUに負荷がかかる場合には、
負荷分散の役割を果たす電源フェーズ数が
多いマザーボードがより好ましいと言えます。
電源回りはトラブルが多いので用心に越したことはありません。

・SATAポート数
チップセット依存になる部分ではありますが、
HDDをサーバ的に大規模運用するユーザーは
H81ではちょっと厳しいでしょう。

・USBポート数
外部接続機器が多いユーザーは
USB3.0ポートが多い方がいいでしょう

・映像出力ポート
ビデオカードの場合にはそちらを基本的に使うと思いますが、
そうでない場合には映像出力ポートに何があるかは重要です。
最近はアナログポートがないマザーボードも多いので、
手持ちのモニタがD-SUBにしか対応していない場合には、
マザーボード付属の変換ポートが役に立つと思います。

・LAN
この場合はLANアダプタのメーカーになります、
Intelなど有名メーカーのLANが付いている
マザーを指名買いするユーザーもいます。

主にこんな感じになります、
あとはサウンドやマザーボードのレイアウトなどもありますが
こまごまとしすぎるないようなので割愛します。

マザーボードの選び方

以上をふまえてマザーボードの選び方について説明します。
用途に応じた選択が一番説明しやすいので、
いくつかのケースに沿って説明を進めます。

・ゲームも何もしないネットと動画を見るだけ

こういった用途の場合はケースとの兼ね合いになりますが、
なるべく安いマザーボードでも問題ないでしょう。
具体的にはH81など下位のチップセットのマザーボードで十分だと思います。
USB3.0の利用を多く望むのであればH97やH87でもいいでしょう。

・比較的軽めのゲームをやる

ビデオカードを考慮する必要がありますが、
CPUやメモリの不可は高くなさそうなのでH81で問題ないパターンです、
他に用途があるならそちらに合わせましょう。

・比較的重めのゲームをやる

負荷がかなりかかるのであれば
H87,H97やZ87,Z97を検討してもいいですが、
H81でで十分なケースもあります。
別の用途を考慮して選択しましょう。
ゲーミングマザーを利用する場合には、
Z87,Z97はちょっと高機能過ぎて高いので
H97のゲーミングマザーがお勧めです。

・最新鋭のゲームをやる

CPUも高性能なものが求められるゲームでは、
さすがにH87,H97以上のマザーボードを利用した方がいいでしょう。
負荷の高さを考慮してフェイズ数8以上の
マザーボードを選択した方がいいでしょう。
ゲーミングマザーと称しているモデルが
多機能で安全性も高いモデルになっています。

・データを多く取り扱う

テレビの録画ファイルや画像を多く取り扱う場合、
HDDを多数利用するケースが出てきます。
この場合H81では少ないので、H87やH97にするといいでしょう。

まとめ

マザーボードの機能解説と
ケースによって選択すべきチップセットの説明を行いました。
実際には用途は複数にまたがる場合がほとんどだと思うので、
いくつかのユースケースで最も負荷がかかる項目に合わせるといいでしょう。

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